
・息子がトイレに行くとおしっこが飛び散ってしまう
・酷いときは床に水たまりのようになる
・ママが相当困っている

・そうしてこんなビチョビチョなの!?
・よく見るとこんなところまで濡れてる!
食事の食べこぼしと同じく
子どもがどうすれば綺麗にできるか
とても悩む生活習慣の一つが
「トイレ」です。
この記事を読んでほしい方
・3歳前後の男の子の親御さん
・トイレでのおしっこが飛び散って困る
・尋常じゃないぐらいビチョビチョになる時がある
・どうにかして対策したい

女の子の親御さんも参考にご覧ください
この記事を読めば
・トイレの飛び散りの対策
・様々な対策をしてみた経験談
・経験してみて分かった事やアドバイス
がわかります。

ズバリ!息子のおしっこの飛び散りの対策や解決方法を考えてきた筆者がお答えいたします!
どうにかしたい!3歳の息子のおしっこの飛び散り対策と経験談!
【結論】完全には防ぐ事はできない
いきなりの結論を言うと
「完全に防ぐ事はできない」
となります。
もちろんお風呂場でするなど
トイレでしない事も含めれば
飛び散る心配をしなくても良いわけですが
やはり
トイレでいかに飛び散らないようにできるか
これを世の親御さん達は
悩み抜いてきたわけです。
【理由】男の子のトイレでの飛び散りの原因は「包茎」だから
日本人の気質なのかわかりませんが
トイレの飛び散り事情について書かれている情報で
ストレートにこの原因について
はっきり触れている所が少ない気がします。
おまるでする?普通のトイレでする?
立ってする?座ってする?
いやいや
そんな事以前に。

男の子のおしっこの飛び散りの原因の根本は「包茎」だからと言えます
飛び散りの原因の「包茎」って何?
「陰茎の亀頭が包皮に覆われて露出不可能な状態や露出に問題が伴う状態である」
つまり
簡単に言うと
「おちんちんの先が皮で覆われている状態」
という事です。
なぜ「包茎」でおしっこが飛び散るの?
尿道の先端(おしっこの出口)が皮で包まれた状態では
単純におしっこが真っ直ぐ飛ばなくなるからです。
包んでいる皮の出口を「包皮口」と呼び
包皮口は形などあって無いようなもんで
その時々でおしっこがどの方向に飛ぶかもわからないのと
どのような拡散具合で飛び散るかも
出てみないとわからないというタチの悪さです。
排尿時の包皮のふくらみ
(出典・東京女子医科大学病院 泌尿器科腎臓病総合医療センター)
子どもの「包茎」は治療はいりません!
大人の男性であればわかりますが
男の子の「包茎」の状態は
自然に解決しますので
治さないといけないとか
飛び散りが嫌だから治すなどは
考えないでください。
生まれてきた男の赤ちゃんは包茎の状態が正常
もし亀頭部全体が包皮でおおわれていないような場合はむしろ尿道下裂などの先天性のおちんちんの異常を疑う必要があります。この時期は包皮と亀頭表面とが完全には分離しないでくっついています。包皮がむけない状態がいつ頃まで続くのかはこどもによって様々ですが、生殖器が急激に成長する思春期(14才から15才頃)までは包皮を完全にむいて下げることが出来ない男児は少なくありません。逆に言うと思春期を越えた男子では包皮はスムーズにむいて下げられる場合が多いと言えます。したがって包皮がむけないと言う理由だけでこどものときに手術や特別な治療は不要です。
(出典・東京女子医科大学病院 泌尿器科腎臓病総合医療センター)
【対策】男の子のおしっこの飛び散りを可能な限り防ぐには
【結論】座ってなるべく前かがみでおしっこをする
様々な方法や
おしっこ対策グッズも
試してきましたが
総合的に判断して
「座る・前かがみ」
この2つが飛び散り防止には
キーポイントになる事がわかりました。

ちなみにこれは男の子でも女の子でも基本的には同じです
なぜ座る方がおしっこが飛び散らないのか?
これは説明不要とも言えますが
立って小便をする事で
跳ね返りが大量に飛散する事は
すでに有名です。
さらには
アメリカの物理学で尿ハネをゼロにする目的の
「Splash Lab(尿ハネ研究所)」が
12cm以内に便器のどこかにぶつければ
尿ハネはおきないと発表しています。
「尿ハネしないおしっこの法則」
実は、おしっこは尿道から放出された直後は「ホース状につながった形」をしているのですが、放出されてからの距離が離れれば離れるほど形が「粒状」に変化してしまいます。
その「粒状のおしっこ」が壁面や水面に当たってはじけることで尿ハネが発生していたのです。つまり、おしっこが粒状になり始める距離(平均12cm※多少の個人差はあります)よりも近い位置で壁面あるいは水面にぶつけることで、尿ハネをゼロにすることができるのです。
ただしこの法則は、公衆トイレの「男性用立ち小便器」では、「一歩、前へ」を実践することで尿ハネをゼロにできるのですが、家庭の洋式便器で12cm以内を維持しようとすると非常に厳しい体勢になってしまいます。
現実的に尿ハネゼロにするには「座り小便」(座った方が楽!)という結論になります。
(出典・家族が涙!トイレ問題 大解決SP – NHK ガッテン!)
座り小便だけでは不足!前かがみが必要な理由!
まず最初に申し上げた通り
「包茎」である事は直しようがありませんので
座るだけではどの方向に
おしっこが飛んで行くかはわかりません。
どう対策するかとなった時
おちんちんを下に向ける事を教えてみましたが
幼児期の男の子が
指でおちんちんを下に向けるようにしても
全くきちんと下を向く事は少ないのです。
また上から抑えたせいで
逆に先端が上を向く事もしばしばで
そのまま便器外にダイレクト放尿する始末。笑
そうなってくると座った後に前かがみにする方が
よっぽど巻き散らかしが減ります。
また女性や女の子の対策としては
奥さんに聞いてみてもやはり
小さい頃から
・足を閉じる
・前かがみになる
この二つがポイントのようで
男の子は足を閉じてしまうと
おちんちんが上に出てしまう場合が多いので
これは女の子だけの対策として
結果的に男女共に
「前かがみになる」
という事は共通した重要なポイントとなります。
座る時も的をつけて意識させる
これは筆者が考えたアイデアですが。
一般的な立ち小便器に「的」や「ハエの絵」などが
ついていて無意識にそこを狙って小便をするという対策は
いまでは普通に普及しましたが
この男の子向けの対策として
座ってもなお便器の中に「的」を貼っておいて
しっかりその的を意識して狙ってもらう。
これはかなり有効な気がします。
もう少し検証してみたのち
結果をまとめたいと思います。
まとめ
結論は完全に防ぐ事は難しいですが
「座って前かがみ」これを意識してもらうだけでも
だいぶ違う結果になる事が増えると思います。
また、そもそもはトイレができる事が成功ですので
飛び散りや巻き散らかしが
毎日あると親にとっては悲惨ですが
それを頭ごなしに注意していては
子育てとして本末転倒な事にもなるので
たとえ毎日掃除しても
大目にみてあげていただきたいです。
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