
・京都鉄道博物館では蒸気機関車に乗車できるの?
・どこで乗れるのかな?
・子どもと一緒に行くのにアドバイスはあるかな?
蒸気機関車という乗り物は
現代においてはすでに貴重になった存在です。
鉄道ファンのみならず
近年では産業遺産としての価値も高まり
全国でニーズが高まっています。
しかし、動態保存されている蒸気機関車は
全国でも限られていて
本線走行が可能な基準を満たしている車両は
2020年1月現在
関西ではたったの2両しかありません。
京都鉄道博物館のでは
本線走行ができない車両でも
動態保存されている蒸気機関車が
多く保存されており。
その中の一部が
「SLスチーム号」として
京都鉄道博物館に訪れたお客さんを乗せて
構内の路線を毎日走行しています。
毎日蒸気機関車が運行する京都鉄道博物館!SLスチーム号徹底解説!
京都鉄道博物館のSLスチーム号っていったいどんなの?
扇形車庫でたくさんの蒸気機関車を堪能した後
本物の蒸気機関車が牽引する客車に
実際に乗車することができます。
SLスチーム号とは?
旧梅小路上気道館で大人気イベントだった
体験展示「SLスチーム号」を引き継いで行われています。
片道500m、往復1kmの線路をゆっくりと走ります。
生の汽笛の音を聞きながら発車する瞬間は
子どもだけでなく大人でも興奮間違いなしです。
牽引する蒸気機関車は日によって変更されます。
京都鉄道博物館のどこでSLスチーム号に乗れるの?
入口を入ると
0系新幹線
国鉄色のクハ86形1号車
C62蒸気機関車の展示がある
プロムナードがあります。
プロムナードを進まずに
C62蒸気機関車の左へ進むと
扇形車庫に行けます。
そして扇形車庫も通り抜け
転車台がある広場に出ると
東の方面にSLスチーム号乗り場が見えます。
京都鉄道博物館のSLスチーム号に乗るには何をしたらいいの?
SLスチーム号に乗車するにはチケットが必要です。
チケットはSLスチーム号の乗車乗り場前の
券売機にて購入できます。
チケットの購入は
京都鉄道博物館の開園から
購入可能です。
購入するチケットは出発時間が決められている
時間指定のチケットを購入しますので
指定時間の出発に乗り遅れた場合は
他の時間のSLスチーム号には乗る事ができません。
また購入後の払い戻し、時間の変更はもできません。
チケット購入後館内を見て周る場合は
購入したチケットの時間に
乗り遅れないようにお気をつけください。
京都鉄道博物館のSLスチーム号の料金は?
SLスチーム号に乗車するには
京都鉄道博物館の入場料とは別に料金が必要です。
・300円 一般、大学生、高校生
・100円 中学生、小学生、幼児(3歳以上)
京都鉄道博物館のSLスチーム号の運行時間は?
※運行時間は日によって違う場合があります。
< 運行時間 >
10時オープン11時00分、11時45分
12時30分
13時15分
14時00、14時30分
15時15分
16時00分
運転スケジュールは、当日インフォメーションにてご確認ください。
蒸気機関車の給水作業などのため
運転間隔が前後する可能性があります。
また都合により運転時間を変更する場合があります。
京都鉄道博物館のSLスチーム号に上手に乗るアドバイス!
基本的には難しい事は一つもありません。
何をすればいいかというと
京都鉄道博物館に入場したら
とりあえず先に乗りたい時間の
SLスチーム号のチケットを
買いに行きましょう!という事です。
もちろんし出発時間を頭に入れておいて
その10分前ぐらいに買いに行っても
チケットは買えるかもしれません。
しかし、客車は2両なので
乗車人数の限度は決まっていますので
時間帯によっては
チケットが買えない可能性もあります。
また長期休暇など
混雑が必至の日であった場合は
なおさら先に早めにチケットを確保しておくべきです。
先にチケットを確保する事により
慌てて乗車直前に買いにいかなくても
乗れる権利を先に確保した上で
乗車時間まではゆっくりと
京都鉄道博物館を堪能するのが
一番おすすめです。
京都鉄道博物館のSLスチーム号の牽引する蒸気機関車は?
「SLスチーム号」という
蒸気機関車があるわけではありません。
「SLスチーム号」として客車を牽引してくれる
蒸気機関車が複数あるという事です。
C56形160号機
1935年から製造された小型の蒸気機関車で、旅客・貨物用で活躍しました。
製造所:川崎車輌 製造年:昭和14年
C61形2号機
自動給炭装置が初めて採用された大型の旅客用蒸気機関車です。
製造所:三菱重工業 製造年:昭和23年
C62形2号機
日本を代表する旅客用蒸気機関車で、本機は特急「つばめ」で活躍しました。
製造所:日立製作所 製造年:昭和23年
8620形8630号機
日本で最初の量産タイプの旅客用蒸気機関車です。
製造所:汽車製造 製造年:大正3年
券売機の横にベビーカー置き場があります
まだ歩けないようなお子さんを連れている場合は
乗車時に券売機の隣にベビーカー置き場がありますので
安心してベビーカーを持って行けます。
ただし、ベビーカーのまま乗車する事はできません。
線路側は沢山の電車が見れて、山陰本線が大迫力!
チケットは確保していても
客車の座席は自由ですので
お子さんに窓際を見せてあげたい場合は
少し早めに乗り場へ行き
是非窓際へ座らせてあげてください。
新幹線から各種特急、普通電車が
ひっきりなしに行き交って
特に山陰本線はSLスチーム号の
真横を走っていますので
タイミングがよければ
ビューーーーーン!!!
山陰本線の特急がこの間近の距離で見れます!
もちろん普通電車でもかなりの迫力ですので
遭遇できた方はラッキーです。
まとめ
細かい事を言うとまだまだ魅力はありますが
京都鉄道博物館に来たからには
乗っていただきたいSLスチーム号です。
もちろん筆者はここへ来たら
電車大好きの息子達と必ず乗っています^^
これから京都鉄道博物館へ行かれる方は
是非参考にしてもらえれば幸いです。
コメント