
・京都鉄道博物館のSL頭出し展示ってどんなの?
・いつまでやってるの?
・どんなイベントなの?
京都鉄道博物館の名物といえば
扇形の車庫です。
普段でもたくさんの蒸気機関車見れて
扇形に整列している姿は他では見られません。
京都鉄道博物館では
毎年お正月のみ
「SL頭出し展示」
という限定イベントを開催しています。
筆者も2020年のお正月に行った時に
この「SL頭出し展示」をしていて
とても感動したのを覚えています。
まだ新鮮な記憶があるうちに
このわずかな期間しかお目にかかれない
「SL頭出し展示」について
まとめてみました。
今後も何度も行く予定のあるご家族は
是非、普段とは違う
京都鉄道博物館のイベントを
ご覧になっていただきたいと思います。
お正月限定!京都鉄道博物館の「SL頭出し展示」に行ってみよう!
京都鉄道博物館の「SL頭出し展示」っていったいどんなイベント?
蒸気機関車が頭を出して新年のご挨拶
旧梅小路蒸気機関車館の扇形車庫にて
8番線から20番線に保存・展示している
蒸気機関車の顔(先頭部)を扇形車庫より
少し出した状態で展示され
さらには左右に国旗が掲揚され
壮大で圧巻の蒸気機関車達は
電車好きならば新年のお参りは
ここににしてもよいほどの美しい景色です。
「SL頭出し展示」は京都鉄道博物館のどこでやっている?
京都鉄道博物館の入口を入るとすぐに
0系新幹線や国鉄色の車両とC62蒸気機関車の展示があります。
ここをプロムナード(遊歩道)と言います。
このプロムナードを進まずに左手の方に
扇形車庫への通路が続いています。
C62蒸気機関車の左手方面に
トイレがあるのですぐにわかります。
京都鉄道博物館の「SL頭出し展示」はいつやっている?
2020年の場合
開催期間はなんと
1月2日(木)~1月6日(月)の
たった5日間のみ!
これは一度は行くしかありませんね!
京都鉄道博物館の「SL頭出し展示」で見れる蒸気機関車は?
< 2020年「SL頭出し展示」 >
8番線・C11形蒸気機関車64号機
1935年、川崎車輛製。
9番線・9600形蒸気機関車9633号機
1914年、川崎造船所製。
10番線・D51形蒸気機関車1号機
1936年、川崎車輛製。
11番線・1070形蒸気機関車1080号機
1902年、英国ダブス製。
12番線・B20形蒸気機関車10号機
1946年、立山重工業製。
13番線・C61形蒸気機関車2号機
1948年、三菱重工業製。
1972年9月、宮崎機関区より転入。
SL白鷺号の牽引など本線運転も担当した。
1979年3月に車籍抹消(有火保存)されたが
1987年3月に車籍復活した
以後梅小路運転区に車籍を有し
「SLスチーム号」の牽引機として動態保存されている。
14番線・C55形蒸気機関車1号機
1935年、川崎車輛製。
1971年、旭川機関区より転入した。1979年3月に車籍抹消。
15番線・C58形蒸気機関車1号機
1938年、汽車製造製。
1975年、北見機関区より転入。
C57 1とともに山口線で本線運転も行っていたが
1984年1月に本線運転を終了し
1987年3月に車籍抹消後以後は静態保存。
2019年2月頃までは
お召仕様での展示であったが
前述のC51形239号機のお召仕様化の際に
菊の紋章およびデフレクターの鳳凰装飾が取外された。
なお、当機がお召列車を牽引した実績は一度もない。
16番線・D50形蒸気機関車140号機
1925年、日立製作所製。
1971年、直方機関区より転入。
1979年3月に車籍抹消。静態保存。
17番線・D52形蒸気機関車468号機
1946年、三菱重工業製。
D52形の最終号機。
1973年、五稜郭機関区より転入
休車状態のまま1979年3月に車籍抹消し静態保存。
18番線・C51形蒸気機関車239号機
1927年、汽車製造製。
1962年、新潟機関区で廃車。
1972年、新潟鉄道学園に
教材として切開状態で保管されていた当機を
長野工場で外観のみ復元した後
梅小路蒸気機関車館にて静態保存。
2019年3月からは
お召列車牽引仕様へのお色直しが施され
前面への菊の紋章取付けや
デフレクターへの鳳凰の装飾が施された状態で
展示されている。
19番線・C53形蒸気機関車45号機
1928年、汽車製造製。
1950年、梅小路機関区にて廃車後
国鉄吹田教習所保管を経て
1961年から交通科学館(のちの交通科学博物館)に保存され
以後静態保存。
交通科学館入館に際し
鷹取工場にて自走可能な状態に復元工事をされた。
1972年10月10日梅小路蒸気機関車館開館に際し
交通科学博物館より移設され静態保存。
20番線・C59形蒸気機関車164号機
1946年、日立製作所製。
糸崎機関区を経て
1972年9月、奈良運転所より転入
1979年3月に車籍抹消。
以後、静態保存。
京都鉄道博物館の「SL頭出し展示」を満喫するコツは?
ここは混雑する日に京都鉄道博物館を楽しむ方法と
基本的には同じです。
この「SL頭出し展示」が開催されている期間は
お正月の休みのわずかな期間のみです。
普段よりも圧倒的に混雑します。
前売り券は必須!
これは京都鉄道博物館に行くときは
365日いつ行くときでも
必須と言っても過言ではありません。
これは幼児期のママやパパですと
言われなくても自然にそうなると思いますが
とにかく少しでも効率よくおでかけしないと
面倒くさい事や予想外の事は
子どもと一緒にお出かけする時はつきものです。
ましてや待ち時間なんてものは
子どもにとっては苦痛以外なにものでもありません。
前売り券を事前に用意し
オープンと同時にすんなり入れるようにしましょう。
初動が大切!
これは朝起きる事からと言ってもいいぐらいです(笑)
特に小さい子どもと一緒に行く時は
当日のタイムスケジュールを
うまく実行できるように
朝をダラダラしていては
予定していた出発時間に
間に合わないなんてことにならないように
なるべく早く行動しましょう。
そして京都博物館に到着するのも
オープン30分前には到着していたいです。
そして上記にも書きましたが
前売り券を用意し
オープンと同時に入場します。
そして、0系新幹線との記念写真などが
必要なければ
真っ先に扇形車庫に向かってください。
ここから人が溢れかえるまでの時間が
この「SL頭出し展示」を
気が済むまで満喫できる時間になります。
基本的には初めて来館される方や
順路としては
ほとんどの方がプロムナードを歩いて博物館の方向へ
人の流れができていきます。
ですので扇形車庫の方にも
多少の人が流れてきますが
なるべく人が少ないうちに
写真におさめる方が見栄えもよくなるので
とにかく初動を大切にして
チャレンジしてみてください。
筆者は3歳と0歳を連れて行きましたが
もちろん走ったりもできませんし
オープン後、0系で記念写真も撮ってから
扇形車庫に向かいましたが
十分に人が少ないうちに満喫できましたよ^^
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まさにお正月ならではの雰囲気と
元々蒸気機関車のもつ壮大ながらも
ノスタルジックな美しい車両は
毎年手を合わせに行きたくなるような
とても有難い気分にさせてもらえる
貴重な経験でした。
お正月のごくわずかな期間しか
お目にかかれないこの
「SL頭出し展示」
是非今度足を運んで
実際の目でご確認ください!^^
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