小学生は一人帰宅と留守番の時代!?立ちはだかる小1の壁とは!?

小1の壁育児
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悩むパパ
悩むパパ

・小学生になると放課後の過ごし方をどうしようか

 

・近所に両親もいないし

 

・共働きで学童の終了時間にも間に合うかどうか

 

すでに小学生のお子さんをお持ちのパパならば

経験済みで誰もが知っていると思いますが

小学生になる前のパパがいったい何人の人が

この問題について考えたことがあるでしょうか?

 

そもそも1回でも耳にした事があるでしょうか?

 

「小1の壁」

 

むしろ

 

この問題はパパ本人が直面するまで

あまり知られていないのではないかと

筆者は感じます。

 

この記事はもうすぐ小学生を迎えるパパだけでなく

子供を持つパパならば

必ず頭に入れておく必要がある話なので

まだ子供のいない方でも

絶対に知っておくべき内容になります。

 

保育所や幼稚園に入れない問題もしかりですが

産まれてから現実を知ってしまったら

非常に困ることが多い国になってきたとつくづく思います。

 

この記事を読めば

・「小1の壁」とはなんなのか?

・「小1の壁」を乗り越える経験者の声

・「小1の壁」の現状の対応策

がわかります。

 

是非ご参考にしてご自身が直面する時に

お役に立てているただければと思います。

 

 

小学生は一人帰宅と留守番の時代!?立ちはだかる小1の壁とは!?

小1の壁001

社会問題化する小1の壁とは!?

パパロダ
パパロダ

簡単に言うと、小学生になったら帰宅時間が早くなり、子供を預けておける放課後児童クラブも保育所より早い時間で終了するので、お迎え時間が早くなり、仕事との両立が大変難しくなる問題。さらに長期休暇は完全に小学校は休みになるので、朝から晩まで児童クラブに預ける事になる。

お迎えの時間が早くなる

この問題は基本的に周りにサポートがない共働き世帯が直面する問題です

保育所に預けていた時は

ママもパパも共働きでも

夜は19時や19時30分頃まで

預ける事ができたのが

小学生になったら

低学年では下校時間が15時頃。

その後は放課後時間の保育をしてもらえる

放課後児童クラブ(学童保育)があります。

その放課後児童クラブでも

最終時間は18時や18時30分までが多く。

夫婦のどちらかが

その時間に絶対に迎えに行かなくてはならなくなり。

未就学の時よりも子育てと仕事の両立が

物理的に困難になります。

 

長期休暇が負担になる

夏休み、春休みなど長期休暇は

小学校が休みになるので

児童クラブに朝から晩まで預けなくてはならず

さらに

お昼のお弁当は持参しなければならないので

共働き世帯の負担は増えるます。

 

その間もお迎え時間は同じなので

いつも通りの決まった時間に

お迎えに行かなければなりません。

 

パパロダ
パパロダ

1日児童クラブで過ごす事に申し訳ない気持ちがある分、子供がどう感じるかは親としては気にはなりますが、やはり本人次第な部分もあると思います。

何をしているかは不透明

放課後児童クラブでも

集団で子供をみているので

保育所などとは違い

一人一人何をしていたかや

報告書があるわけではないので

全て子供からの話が情報源となります。

 

また小学生になれば親とのコミュニケーションも

今までと違ったようになると感じている親御さんが多く

一筋縄ではいかなくなり

把握が難しくなる傾向にあります。

 

最悪は転職や退職をするケースも

お迎え時間が未就学の時よりも早くなった分

仕事の切り上げる時間も早くなるので

小学生になったから

こどもの手が離れたと思う職場の場合

非常に肩身の狭い思いをしたり

そもそもが理解してもらえない会社の場合

転職や退職を考えなければならないケースも出ています。

 

パパロダ
パパロダ

これは保育所に入れず仕事復帰できず、家庭が成り立たないのと似ていて、仕事を退職しないといけないのは、子育て世帯にこの仕打ちは厳しすぎる話です。

子供の忘れ物チャックや宿題や勉強サポート

昔は宿題の添削を親にしてもらった方は

少ないと思いますが

今は親が自分の子供の主題やドリルを

添削して、答えを直して提出しないといけない場合が多く

この点に負担を感じりる親御さんも多いようです。

 

パパロダ
パパロダ

これはどの角度から見るかで賛否が分かれて当然の問題だと思います。一緒に勉強してあげる方が成績が良くなるという統計データもあります。

 

また、低学年ではまだまだ自分で管理が難しいので

学校で言われた事もロクに覚えておらず

大量のプリントの中から

学校持っていくものを把握したり

親がサポートしなければならない事が増え

その労力がかなりの負担に感じる意見が多いです。

 

一人帰宅、一人の留守番問題

小学校が終われば基本的には

放課後児童クラブに預ける事が多いわけですが

先生が手厚く見てくれていた保育所とは違い

大勢が自由に集まっているだけの空間で

小学生の子どもたちもなかなか落ち着けない場合も多く

気が合わない、嫌な事をされるという場合

児童クラブに行ってくれない可能性も出てきます。

そうなったときに

 

「誰も迎えに行けない」

「誰も家にいない」

 

まだ自分の子供は小学校低学年だった場合

もう対処のしようがありませんよね?

 

毎日一人で帰宅させ

毎日親が帰るまで一人で家に居させるのか

たとえ子どもが何歳であっても

一人で帰宅し、一人で待たせているのは

親としては大変心苦しい事だと思います。

 

現実としてこんな調査結果が出ています。

 

働く保護者の約6割は週5日勤務で

子どもが留守宅に一人で帰宅経験をしている割合は

実に4割以上もいるそうです。

引用サイト「今どきのこどもの放課後事情」のアンケート

出典「フェリシモ モノコトづくりラボ」さん調べ

 

天気による休校が地味に困る

保育所はよっぽどの事がなければ

休みにはならないが

小学校は大雨洪水警報で休校になるので

突然の休校には対応が大変。

 

PTAや親子参加の行事が大変

平日の日中に行事があったり、PTAや個人面談など

近年必要性まで疑問視され始めています。

やはり生活を支える仕事よりも優先してまで

行く必要があるのかと思う親御さんが増えています。

 

パパロダ
パパロダ

必要な事だと思いますが、そもそも小学校自体がある種、専業主婦前提のシステムなのでやり方は時代に合わせないといけないと思います。自治会の組長、保育所役員をした経験からはいらないとは思いません。

経験者の声と行政の対策は?

小1の壁002

お迎えをしてもらえる人を可能な限り探した

両親も、知り合いも居ない共働きのご家庭の場合は

他人ではありますが、信頼できるか方に

可能な限り打診して乗り切った例があります。

パパロダ
パパロダ
背に腹は代えられないとはまさにこの事、快く引き受けてもらえる方が居れば本当に理解のある方だと思います。お任せする方も可能な限り感謝と誠意を見せましょう。

 

地域のファミリーサポートを受ける

自治体が主体となり育児や介護の

援助を受けたい人と支援を行いたい人が会員となり

育児や介護について助け合う会員組織。

子育て世帯の支援としては

子どもの送迎や預かりなどの依頼に対応しています。

 

ママやパパのネットワークを作る

 

パパロダ
パパロダ

筆者はこれが何より良い事だと思います。

共働き世帯が増えて

ご近所ともたいして会話する機会も

ほとんどないという方も多いと思います。

しかし

人付き合いがいかに安心した暮らしに繋がるかは

メリットを挙げればキリがありません。

 

やはりママ友や知り合いの方との連携で

様々な場面で助けられている方が多いようです。

放課後児童クラブの終了時間の延長

一部ではありますが、放課後児童クラブの終了時間を

数時間遅くする試みが始まっています。

この放課後児童クラブは

こちらはこちらで抱える問題が多くあり

簡単に中身を変えれる事ではないので難しいですが

預かる時間が少しでも長くなると

多くの子育て育て世帯が助かる事は間違いありません。

 

まとめ

この記事を書いている時に

日本の出生数が90万人を割り

2019年に産まれた子どもは86万4千人と

厚生労働省が公表いたしました。

 

そのニュースのコメントをみるだけで

いかに日本が子どもを産めない、産みたくならない

産んでも大変かがわかります。

実際、子育てをしている世帯に

待ち受ける環境が厳しすぎると感じます。

 

それでも

 

多くの方が子どもが欲しくないわけではありません。

そして筆者も子どもを持つことは

本当に幸せで微塵も後悔はありません。

 

子育て世帯が抱える問題は

小1の壁だけではありませんが

もっともっと周知されて

対策が急がれるべき問題です。

 

特に子育て環境の事の周知が

遅れがちになるパパに向けて

筆者は伝わる事を望んでいます。

 

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

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