新生児の黄疸・赤ちゃんの黄疸の治療法は?出産直後で不安!【育児】

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待望の我が子が産まれて

安堵と喜びを感じているのもつかの間。

 

産まれたばかりの我が子が

「黄疸(おうだん)」と診断されたら

どうすればいいのでしょうか?

 

そもそも経験が無ければ

黄疸が何かもわからない方が

ほとんどだと思います。

 

ただでさえ新生児の扱いに慎重になるところを

我が子に何かあると言われると、親としてはとても心配で不安です。

 

安心してください、しっかりと治療方法も確立されていますし

知識を得れば少し気持ちが楽になれると思います。

 

この記事では筆者の経験も踏まえて

新生児の黄疸についてまとめています。

見落としがちな費用の注意点も

目を通していただければと思います。

 

パパロダ
パパロダ

筆者の次男も黄疸になって、最初は不安でしたが。治療を経て回復し元気に育っております。

同じく黄疸と診断されて、

黄疸について調べにここに来ていただいた方へ

少しでもお役に立てればと思います。

 

新生児の黄疸・赤ちゃんの黄疸の治療法は?出産直後で不安!【育児】

ほとんどの新生児が黄疸になる!?

詳しく書くと難しくなりますので

簡単に言うと黄疸は病気のようなものではなく

 

実は

 

日本人であれば90%以上のほんとんどの新生児にあらわれる一種の生理現象です。

 

その生理現象の処理が少しうまくいかずに

身体が黄色くなる状態を「黄疸」と診断されます。

 

基本的には自然おさまるものなので、過度に心配しなくてもいいのです。

 

なぜ身体が黄色くなる?新生児の黄疸の正体は?

赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時は

肺呼吸ではないので酸素の取入れの効率が悪いので

酸素を運ぶ役割の赤血球が多く作られます。

 

しかし産まれて肺呼吸になると

赤血球が過剰にある状態になります。

 

※ちなみにこの多くの赤血球により

身体が赤く見えることから「赤ちゃん」と呼ばれます。

 

 

余分な赤血球は体内で壊されていき

その時に黄色い色素を持つビリルビンという物質ができます。

ビリルビンは本来体内で処理された後

尿と一緒に排出されるのですが

処理機能が未熟な新生児は

うまくビリルビンが排出されず

身体が黄色くなります。

 

黄疸の危険性は?

黄疸の原因となるビリルビンは

脂肪に溶けやすいという性質があり

生後間もなくは一番脂肪が多い臓器が「脳」なので

 

黄疸が強い場合

ビリルビンが脳に沈着するリスクが高まり

障害を残す可能性もあるので

一定の基準以上で治療が必要になってきます。

 

もちろん重篤な病気が原因で黄疸が出る場合もありますが

風邪でも重篤な病気を引き起こしている可能性があるのと同じで

可能性を考えるとキリがありません。

 

黄疸の治療は確立されていますので

基本的に特別重たく捉えて

不安になる必要はないと思います。

治療方法は?【光線療法】

黄疸の治療法で代表的なものは

光線療法というものがあります。

 

専用の光線療法器に入れて強い光をあてます。

現在では一番効果のある青色の光が多く使われています。

 

治療中は強い光から赤ちゃんの眼を保護する為に

目隠しがされます。

 

※産まれてすぐに親と離れて治療する事と

治療姿が目隠しをされてオムツ1枚ですので

ご両親は心が痛む方が多いですが

安心して預けてください。

 

また光線治療の基準まで達していないが

黄疸の傾向がある場合

単純に屋内でオムツのみにして

下半身に日光があたるようにして

日光浴させるのも効果があります。

 

ビリルビンは光を吸収する性質があり。

光に晒すとビリルビンは異性化し

ビリルビン異性体は

通常のビリルビンより水溶性が高くなるため

光による治療が行われます。

 

治療期間は?

個人差はありますが、1日~1週間程度が一般的です。

中には数値がそれほど高くはなが黄疸の傾向にあれば

長く続いてしまう場合もあるようです。

 

光線療法のはいく費用はいくらかかるのか?

費用は治療する日数、またそれぞれの病院によって

赤ちゃんを預かる費用などまちまちですので

病院によって変わってくると思います。

※筆者の事例を下記に記述しています。

 

治療費について注意点!

大半の方が産まれて間もなく「黄疸」と診断されて

数値が高い場合、治療に至るのですが

 

1点だけ覚えておいて欲しい事は

 

パパロダ
パパロダ

産まれたばかりの新生児の保険証が、まだ発行されていない場合は、一時的に治療費は全額負担になります。

 

個人病院だと一泊する費用が割高だったり

一概には言えませんが

筆者の子供の時に1日だけ光線治療の為に病院に預けました

 

その時に請求された金額は約4万円でした

(実際は4万ちょいオーバー)ですので

 

思わぬ急な出費となりました。

 

保険証が発行されたら

正規の負担分以外のお金は返金されますので

安心してください。

 

まとめ

・黄疸はほとんどの新生児に現れる
・稀に重篤な症状になる場合があるが、基本的には過度に心配する必要はない
・治療は光線治療が一般的。セルフでやる場合は屋内の窓越しでの日光浴。
・新生児の保険証が無い場合、治療費は一時的に全額負担になるので急な出費にご注意

 

以上、新生児黄疸についてまとめてみました。

 

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