
・日本初のISAsモデルの学校ができたって話題だけど?
・ISAsモデルっていったいどういう学校なの?
イケハヤさんの動画で
突然話題に上がりましたが
ISAsとは何の事なのでしょう?
またISAsモデルの学校とは
どのような学校何なのか
気になると思います。
この記事を読めば
・ISAsとは何か
・ISAsモデルの学校について
・ISAsモデルのメリットとデメリット
がわかります。
今後の知識としても
知っておいて損はないですし
この記事を読んで自分に合っていると思った方は
この学校に入学する事も検討してみてはいかがでしょうか^^
日本初の試みISAsモデルとは!?
ISAsとは?
Income Share Agreementsの略でISAs(またはISA)です。
Income (所得)
Share (共有)
Agreements (契約)
日本語では「所得分配契約」と言います。
教育機関と学生間の新しい契約モデル。
受講料の支払はしなくてよいが
卒業後の給与の一部を
一定期間、教育機関に支払う。
アメリカでの従来の学生ローンシステムの代替
アメリカでは大学の授業料が年々上がり
大学に通う為には多額のお金がかかり
2018年の学生ローンを利用した卒業生1人あたりの
ローン債務の平均は2万9800ドル(約320万円)。
その後10年~20年で返済不能となる割合も増え
挙句に、アメリカでは子供を作らない理由に
「学生ローンがあるから」と回答する人が
1割以上いる事が報告がされている。
そんなアメリカで従来の学生ローンシステムの代替として注目を集めており
多くの民間企業が、大学の授業料の資金源として
さまざまな目的でISAを提供。
ISAは従来の民間の学生ローンよりも
借り手にとって経済的リスクが少ないと考えられている。
日本初のISAsモデルの学校とは?
株式会社LABOTが2020年1月に
恵比寿ガーデンプレイス グラススクエア B1に
ISAsモデルを採用したプログラミングスクールを
ブランド名称を「QUELCODE(クエルコード)」
として展開する。
ISAsの中身は?
受講開始から卒業までの期間は受講費用が発生しない。
一定の条件をみたした場合に
卒業後の収入から一定割合を
スクールに支払う所得分配契約。
株式会社LABOTは2020年1月に開校する
「QUELCODE 恵比寿ガーデンプレイス校」においてISAsを導入し
金銭的なハードルや不安から
プログラミングスクールに通うことができなかった者や
キャリアを再選択したい意思がある者を対象に展開する。
6ヶ月間のプログラミング学習を通じて
「未知の課題を解決する」人材を
輩出することを目指す。
ISAsモデルの具体例
現在の年収水準が概ね
420万円以下の非IT職種
プログラミング未経験者を対象に
カリキュラムを提供する。
入学金や学費の支払いが一切ない代わりに
卒業後に希望する職種への就労が実現した後
一定期間(24~48ヶ月)
給与(月給)の13~17%を支払う義務が発生。
下記の場合は支払いの義務は発生しない
・学習中に挫折してしまった場合・望む転職に成功しなかった場合
・年収320万円以下の場合
・病気や怪我、介護、育児などの事情で給与を得られない場合
主な受講対象者イメージ
・受講対象者は16歳以上で、IT業種への転職・就労の意思がある者・年収が2~300万円代から、キャリアアップを目指したい非IT職種・プログラミング未経験の方・金銭的な理由で、プログラミングスクールに通う事が出来なかった方・プログラミングを学んだだけで、就職や自己実現に生かせてない方・他のプログラミングスクールで挫折経験のある方
・デザイン、プロジェクトマネジメントの実践、デジタル・マーケティングを含む応用的なカリキュラムを履修し、単に模写するコーディングができるだけでなく、IT業界における活躍を目指したい方
・出産や介護、病気、怪我など何かしらの理由でキャリアをリセットし再出発を目指す方。
ISAsモデルのメリットとデメリット
ISAsモデルのメリット
たくさんの面で学生にとってリスクが非常に低く
授業料の金額によって学校を選ばざるを得なかったのが
本人が望む学校に行き、望む授業を受けることができる。
また卒業後の収入が低い場合でも
その収入額の割合で支払い額が決まるのと
一定の年収に達していない場合は
支払義務が発生しない点も非常にリスクが軽減されている。
また収入に基づく返済は
就職活動プロセスのコストを下げることで
学生のキャリア成果をより効率的になるとの
調査結果がある。
ISAsモデルのデメリット
年収320万円以下は支払義務が発生しないので
年収320万円以下の卒業生が大量に発生した場合
学校側への支払いされる金額が無くなってしまう。

これは教育側が意図的にはできませんが、そもそも就職先が年収320万以上ある企業に入ってもらう事と、あとは稼げるであろう人材を入学させる為の試験にする。そして、3年以内に爆発的に稼ぐ卒業生の割合を増やす事を目標にするのではないでしょうか。
その他、卒業生一人一人の管理も
どのようにするのかは気になります。
まとめ
このモデルが
今後どのような広がりをみせるのかは
未知数ですが。
教育をお金の金額で
選択しなくてよいという
画期的なモデルで
また返済金額が決まっておらず
本人の年収によって変動するのも
弱者対策されていると思います。
ISAsというキーワードを知って
ここに来られた方の少しでも参考になったら幸いです。
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