注射嫌い歓喜!鼻にスプレーするだけ!経鼻ワクチンでインフルエンザ予防!

経鼻ワクチンでインフルエンザ予防育児
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これは個人的に朗報です!

待ちに待った注射をしなくても良いインフルエンザワクチン

経鼻ワクチンが国産では初の国内承認申請されようとしています。(2019年11月現在)

 

これでかわいい我が子が泣く姿を見なくても良い!(普通の親)

これで大嫌いな注射を毎年必ずしなくてよくなる!(筆者。笑)

 

筆者は注射が大嫌いなんです。

奥さんからは「あんなもん蚊が刺したようなもんでしょ!」と言われます。

 

もちろん実際予防接種する時は抵抗もしませんし、叫びもしませんよ。(いい大人だからw)

でも嫌いなもんは嫌いなんです。

ピアスも注射も手術も全部、自分の身体に少しでもメスが入るのは大嫌いなんです(笑)

 

筆者の話はどうでもいいですね;

 

やはり子を持つ親としては注射が一つでも無くなる事は喜ばしい事です。

 

その画期的な経鼻ワクチンと呼ばれるインフルエンザ予防ワクチンとは

いったいどういうものなのか、まとめてみましたので是非ご覧ください。

 

経鼻インフルエンザワクチン・メリット解説!

 

時間の無いパパ向け!すごく簡単にまとめていきます。

接種方法は鼻にスプレーするだけ!

従来のインフルエンザの予防接種は注射をしなければなりませんでしたが、経鼻ワクチンは鼻にスプレーするだけなので、非常に簡単で何より注射による痛みが無くなります。

 

注射ワクチンは感染予防ではなく重症化予防!

従来の注射ワクチンは「感染予防ではない」のをご存知でしょうか?

 

え?インフルエンザにかからないように予防接種するんじゃないの!?と思った方も多いのでは?

 

実は注射ワクチンは

「インフルエンザウイルスに感染した後の重症化を防ぐ」

のが目的なんです。

 

しかし、小さな子供やお年寄りにとって重症化する事は命の危険に繋がりますので

かかっても軽度で済むメリットは大いにあると思います。

 

経鼻ワクチンは感染から予防してくれる!

 

インフルエンザウイルスは気道、特に鼻から侵入します。

経鼻ワクチンは侵入経路である鼻に直接ワクチンをスプレーするので

感染予防になる事が最大のメリットです。

 

従来の注射ワクチンは「上気道のインフルエンザ感染を抑えない」

上気道とは鼻や口から喉までの気道の事を指します。

注射して体内にワクチンを接種しているので、感染経路である上気道は無防備という事です。

 

「予防接種したからインフルエンザにならなかった!」のではなく「感染はしてたけど予防接種のおかげで普段と変わらない生活ができたのかもしれない」という、新しい見かたができますね。

 

効果が長い!

 

1回の効果が短く、ワンシーズンを考えると複数回の追加接種を推奨される注射ワクチン(不活化ワクチン)に比べて、経鼻ワクチン(生ワクチン)は有効効果がワンシーズン続く。

注射ワクチン(不活化ワクチン)・5ヵ月前後

経鼻ワクチン(生ワクチン)  ・約1年

 

流行するインフルエンザの型に左右されにくい!」

 

インフルエンザウイルスは変異を繰り返し、毎年流行する「 型 」が様々です。

注射ワクチンも毎年毎年流行する型を予測し、それに合ったワクチンを製造しています。

しかし、経鼻ワクチン(生ワクチン)は流行に左右されにくく、型が異なっても効果が期待できます。

 

 

経鼻インフルエンザワクチン・デメリット解説!

日本では未認可・国産はゼロ

2019年現在、日本では経鼻ワクチンは未認可です。

さらに現時点では海外製品(フルミスト等)しかありません。

また現在の経鼻ワクチンは生ワクチンしかありません。

 

この度、認可申請をされる経鼻ワクチンが認可されれば

国内初の認可国産経鼻ワクチン(不活化ワクチン)となる予定です。

 

なので現段階では個人輸入されている病院などで、自己責任でのワクチン接種をするという形で

海外製品の経鼻ワクチンを接種する事になり、何かあっても保険等はききません。

 

副作用の可能性がある・年齢制限がある

経鼻ワクチン(生ワクチン)は副作用がおこる可能性があるので

現在の海外製経鼻ワクチンでは、2歳~50歳までしか接種することができません。

※なぜ?詳しく知りたい方は下記へ読み進めてください

 

現在、認可申請予定の国産経鼻ワクチンは不活化ワクチンですので

子供もお年寄りも安心して使用できます。

 

 

ワクチンについて、さらに知ろう!

 

ワクチンはどうやってウイルスから予防してくれてるの?仕組みは?

一文でとても簡単に言うと

病気の原因になる細菌やウイルスを、わざと体に入れて、免疫を作ろう!という事です。

 

不活化ワクチン

病気の原因となる細菌やウイルスを一度殺菌して毒性を無くして、それを原材料にワクチンを作ります。殺菌した(不活化した)ものから作るワクチンを不活化ワクチンと言います。副作用が少ないのがメリットです。

 

生ワクチン

病気の原因となる細菌やウイルスの毒性を弱くするが生きたまま原材料に使用しワクチンを作ります。細菌やウイルスが生きたままワクチンを作るので生ワクチンと呼びます。

 

< なぜ?流行に左右されないのか? >

流行するであろう特定の型を予測して作る注射ワクチンは、特定の抗体を作り出し免疫を高めるのですが、自然感染に近い形で抗体を作る生ワクチンは、接種による液性免疫(抗体が関与している感染防御システム)、それ以外の細胞性免疫共に得ることができ、特定の型以外にも効果が期待できると言われています。

 

< なぜ?年齢制限や副作用がある? >

毒性を弱めて病原性はほとんどなくなっていますが、細菌やウイルスを鼻の粘膜にスプレーするので、鼻づまりや鼻水、または小児では発熱などの副作用がある場合があります。

 

まとめ

少し掘り下げると難しい話になってしまいましたが

何より注射の必要がない経鼻インフルエンザワクチンが

もう少しで我々の生活に登場するかもしれない事は大変ありがたい事です。

また毎回毎回我が子が泣く姿が一つでも減る事も親としては嬉しいですね。

以上、認可申請直前の経鼻インフルエンザワクチンとワクチンについてのまとめでした。

 

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