
・子供に釣りを教えたいけどどうすればいいんだろう?
・釣りは道具も多そうだし教えるの大変そう
・一緒に釣りは行きたいけど何からすればいいのか…
子供と一緒に釣りに行く事になり悩むパパ….
しかし、実は何も準備する必要がなかったり、必要最低限の物でほとんどの釣りは簡単にできます。
どんな釣りでも1つ行けるようになると、毎年好きな時に子供と行けて楽しめます。
海の釣りを覚えれば、子供と共に今晩のおかずまでGETできママも大喜び^^

この記事を読めば
- お子様の年齢に合わせての釣りの始め方
- 釣りに行く場所と釣りの種類
- 用意するもの
- 気をつける事(注意点)
がわかります

ズバリ!釣り歴20年以上、川~海まで網羅した釣り馬鹿の筆者が全てお答えいたします!
子供に釣りは難しい?教え方は?一緒に釣りに行けるようになろう!
未就学児と釣りに行こう!
まずは幼少期に「釣り」という概念を覚える機会があるとおもいます。
それはおもちゃかもしれないし、本かもしれないし、テレビかもしれません。

うちの息子は2歳頃、たまたましまじろうの教材に釣りの内容があり、教えたわけでもないのにいつの間にか「釣り」という概念を覚えていましたね。
未就学児の釣りの始め方
まずはおもちゃで釣りのお遊びをしてみましょう。
釣竿と魚のついた玩具や、お風呂で遊べる釣りセットのおもちゃで
「魚を釣る」という行為を体験できます。
またお魚や水中生物の名前を覚えてきた段階で
自作で釣竿とお魚を作ってみるのも楽しいと思います。
< 自作釣りセットの作り方 >
・紙や画用紙にお魚や水中瀬生物の絵を書いて切り抜く
・お魚や水中生物にセロハンテープで小さい磁石を張り付ける
・釣竿代わりに割り箸と糸を繋げ、糸の先端に磁石をつける
あとは割り箸をお子様に持たせて、上手に磁石がくっつけば
自作の「釣り掘り」がお部屋の中でできます。

釣りをするパパなら本当の釣竿とリールを持っていると思います。筆者の息子は釣りをまだ知らない時でも、遊びでとても楽しそうにグルグルしていましたよ!
未就学児と行けるおすすめの釣り
基本的にはまだ危険が多い年齢ですので、自然の中での釣りはおすすめしません。
一番のおすすめは「屋内釣り掘り」です。
屋内釣り掘りができる所はなかなか数が少ないですが
何よりも危険が少ない事がメリットです。
屋内で限られた空間でしか釣りをしないので
万が一何かあっても対応がすぐにできますし
また周りや店員さんもある程度近くに居る状況で釣りができます。
また天気にも左右されませんのでよりお子様連れにはもってこいです。
もちろん釣り掘りなので道具は貸してもらえますので、手ぶらで遊びに行けます。
屋外釣り掘りはそこそこ大きい面積で営業している所がほとんどですので、目を離さないよう注意していただければ、屋内釣り掘りの次を挙げるとするならば、屋外釣り掘りという事になります。
小学生と一緒に釣りに行こう
小学生の釣りの始め方
小学生ともなると、うまいか下手は別にしてほとんどのお子様は釣りができると思います。
しかし初めての場合やまだ慣れが必要な場合は、一番のおすすめはこちらも「釣り掘り」です。
道具も必要なく、魚は確実に居る中で釣りができますので。
小学生と行けるおすすめの釣り
< 入門は釣り掘り >
・安全面、準備が不要、魚が確実に居るという点でどの年齢でも入門にはおすすめ
・年齢が上がっても釣れる楽しみが味わえるので楽しめます。
・料金が800~1000円前後かかる場合が多いです。
・対象魚は小型~中型のコイ、フナなど
海の釣り堀は内陸部にはあまり無い為、お出かけ先や旅行先であれば挑戦してもいいかもしれません。
ただし、大型魚の釣り堀は親子とも初心者の場合は料金も高く、魚とのやりとりが大変なのでおすすめしません。
< 川で川魚釣り >
近所にアクセスが良く、アクセス足場も安全な川があれば、川で魚釣りに行ってみましょう。
・最初は100円均一の竹竿釣り具セットでもOK
・店舗によってホームセンターにも安い釣具セットやエサは売っている
・釣り具屋さんで子供向けの竿と川魚用の仕掛けとエサを買う
・最初から本格的な釣り竿はいらない
・エサはごはん粒でよい
・お金をかけなくても釣りはできる
・対象魚はアブラハヤ、カワムツなどの川魚
※自然は命の危険がある場所なのでライフジャケットの着用をおすすめします。

ナマズ、ニゴイ、コイ、フナなど川には沢山の魚が住んでいるけど、それぞれで釣り方や道具が違うので、お子様向けではありません。
< 海でファミリーフィッシング >
「豆アジ釣り(サビキ釣り)」や「五目釣り」と言われるご家族で楽しめる釣りです。
・場所は安全な「海釣り公園」で検索して出てくる場所が、子連れで初心者の方にはおすすめ。
※利用料金がかかる場合もあるが、足場が整備されていて、転落防止フェンスがある事が多い為
・大人も子供もライフジャケットを着用し、安全面を第一に考えること
・釣り具屋さんで釣り道具と仕掛け、エサを購入する
・初心者の場合は無理せず店員に全て揃えてもらおう
・対象魚(おかず用)はアジ・サバ・タイ・カワハギ・メバル・キジハタ・フッコなど
・対象魚(海に逃がす用)はベラ・フグ・全幼魚・(ボラ)・(エソ)
・海の危険な魚・ゴンズイ・アイゴ・オコゼ・アカエイなど

いざ海へ釣りに行く時、エサだけ現地の海の近くの釣り具屋さんで買うようにすると、その地域の海の状況やポイントを教えてもらえる事があるので、是非聞いてみましょう!釣り好きもよく現地の方に話しを聞きますよ♪
中学生と一緒に釣りに行こう
中学生の釣りの始め方
釣りをした経験が無い場合は、やはり釣り堀が簡単でお手軽でおすすめです。
しかし、中学生ともなると少し説明すればだいたいの釣りができますので
何か特定の釣りに挑戦してみて、たくさん釣ることができた、思いがけない大物が釣れた場合は、その釣りが好きになってもらうきっかけになるかもしれません。
中学生と行けるおすすめの釣り
< バスフィッシング >
釣り好きな小学生であれば、すでに始めている場合もあるバスフィッシング。
しかし、ルアーと呼ばれる疑似餌を動かしブラックバスという魚を釣るゲーム(スポーツ)フィッシングですので。
釣り経験が少ないお子様には中学生以上でないと、なかなか難しいです。
しかし、少し慣れれば釣りはできますし、偶然でも釣れればエサ釣りと違って、自分で釣った気分をより味わえますので、ゲーム性が高く、急にハマってしまう可能性も十分あります。
※特定外来生物に指定されていますので、生きた状態で他の場所へ運ぶ行為は法律で罰せられます。

ブラックバスと同じ生息域のブルーギルと共に、たとえ子供が飼いたいと言っても絶対に持ち帰ってはいけません。
・場所は野池・ダム・川。関西では琵琶湖、関東では霞ヶ浦など
・釣りの種類の中で一番関連商品数の多い釣りがバスフィッシング
※初心者にはほとんどの商品が必要ありません
・釣具屋さんで初心者向けの竿とリールを買って糸(ライン)も巻いてもらう
・リールはスピニングリールというリールの種類を買いましょう
・代用できる竿とリールがあれば買う必要はありません
・初心者なのでルアーは「なるべく根がかりしない物」「ほっといても釣れる物」「巻くだけで釣れる物」この3点を基準にいくつか選んでくださいと伝えて店員さんに選んでもらおう。
・対象魚はブラックバス
・釣れてしまう可能性のある魚はブルーギル・ナマズ・ニゴイ

野池などは釣り禁止の場合が多いので無断で釣りをしていると警察沙汰になり兼ねないので十分注意しましょう。
< 管理釣り場 >
基本的に釣り掘りと思っていただいていいのですが、釣り業界で管理釣り場というのはエリアトラウトと呼ばれる事が多く、トラウト(日本名・マス)をルアー(疑似餌)で釣る、ゲームフィッシングが楽しる釣り場を指します。
※その他、フライフィッシングやエサ釣りができる場合もあります
・安全性と魚は確保されている
・準備不要(持ち込みも可能)
・ルアー釣りを体験するにはいい
・簡単に釣れなかったりもするが、ほどよく釣れる
・釣った魚を食べれる(その場で食べる、持ち帰り)
・利用料はかかる数千円~
・対象魚はニジマス、ヤマメ、イワナ、アマゴ、サクラマス、イトウなど

総合点としてはかなりおすすめ!家族で行っても楽しめて、食べておいしいのも好評です。近くにある場合は一度行ってみましょう!
< 海の船釣り >
一番おかずを釣るにはこの方法が一番。クーラーボックスに大量に持って帰れる可能性があります。
まだ昔の職人気質の残る業界ですので、親子とも釣りが初心者の場合は必ず、船頭さんの評判の良い船に乗りましょう!
・地域、船を選べばあらゆる魚種が狙える
・スーパーでも買えない魚が食べきれないほど釣れる
・準備不要の船もある
・ハードルが高い(利用料金が高い)
※仕立て( 貸切 )の場合3~4万円前後、乗り合いは1万円前後~
※1日、半日、午前、半夜など様々な乗船時間で料金は変わる
・ハードルが高い(利用法や勝手がわからない)
・ハードルが高い(船頭によっては初心者を迷惑がる場合がある)
・船酔いする

昔と比べると間違いなく海は悪くなっています。また船釣りは少し気軽に行けない印象がついているのと、利用料金が安くはないので利用客数は減っている印象です。しかし優しい船頭さんも沢山いますし、何よりも真鯛、ヒラマサ、ハマチ、メジロ、ブリなどでクーラーいっぱいにして帰ると家族は大喜び間違いないでしょう!
まとめ
筆者が釣り好きという事もありますが、何歳になっても続ける事のできるレジャーです。
釣り好きでなくとも、親子で一つ釣りを覚えれば、人生の楽しみ方がより一層広がるはずです。
これからお子さんと釣りを考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
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