今回は簡単に飼える生き物からほんの少しレベルアップして
また違った生き物の飼育に挑戦してみましょう!
それでも家の周りや公園にいる生き物、入手が簡単なものでまとめてあります。
身近な生き物を飼育してみよう!
バッタ
これは飼育が簡単な部類の生き物じゃないの!?という声が聞こえてきそうですが
たしかに、子供目にする生き物の中では相当身近で
入手難易度も低く、お金もかからず、危険性も低いです。
しかし、バッタは知識が無い場合、長く飼育するのは少々難しい事が多いです。
自身の子供の頃や、自分の子供がバッタを捕まえて
飼育ケースに入れている光景はイメージできますよね?
バッタは草を食べるからエサは草だ!といわんばかりに
飼育ケースにその辺の草を入れて、、、、あとは??
これ以上あまりする事が思いつかず
気が付いたらバッタはいつの間にか弱っていませんでしたか?
バッタは飼うのは簡単ですが
一つ気をつけてほしい点が、草をむしったまま入れるだけではダメという事です。
少々は生きると思いますが、すぐに草は枯れてしまい
さらにバッタは糞が多い虫ですので、飼育環境の悪化が進むのが早いです。
天井が高いケースを用意してくださいとはいいませんが
小瓶でもいいので水に草をつけた状態で飼育ケースに入れる事が望ましいです。
また隠れる場所や、土なども入れたくなりますがバッタにはそこまで必要ありません。
一番は枯れないように水に挿したエサとなる草や葉っぱを多く入れてあげる事が
バッタにとっては幸せです。
またその辺の草といっても、田んぼ周りなどは草もバッタも多いとはいえ
農薬のついた草も多いのでエサの採集には気をつけてください。
カマキリ
筆者はとても好きな昆虫です。
入手難易度はお住まいの環境で大きく変わりますが
原っぱや草木のある公園に行けばカマキリと出会えると思います。
ほぼ隠れもしない肉食性昆虫ですので、凝った飼育環境も必要ないですし
怒らない限りそこまで暴れまわる事もなく、基本的にどっしりと構えています。
言わずもがなですが、大型個体になればカマに挟まれると
大人でも非常に痛いという危険性の高さが注意点です。
子供なら大泣きしてしまう場合もあるでしょう。
エサも肉食性なので、小型の生き物をあたえるか
ハムやソーセージ、肉も食べる場合があります。
食物連鎖の食べる食べられるという光景は
また違った経験として子供には映る事でしょう。
コオロギ
あまり飼育しようと思われる機会が少ないのがコオロギです。
黒くてすばしっこくて、よく飛ぶ….
何か違う生き物のように思っている方もいるかもしれませんね。笑
見た目があまり好まれないのかもしれませんが筆者は割と好きです。
警戒心が強く、飼育環境に慣れないとエサも積極的に食べてくれる印象はありません。
しかし、飼った事が無い方が多いと思うので、あまり知らない方も多いと思いますが
コオロギはスズムシに負けず劣らずの綺麗な音を奏でてくれます。
聴く人によってスズムシよりコオロギの音色の方が好きだと言う人もいると筆者は思います。
なので、興味がある方はお子さんとスズムシとコオロギの聴き比べに挑戦してみてはいかがでしょうか。
注意点としては雑食性ですが割と肉食性が強く共食いが発生したり
よっぽどじゃなければ噛む事はありませんが、握ったりしてると噛まれる場合があります。
飼育環境は土と隠れ家があればいいですね!
カエル
身近な生き物ですが種類も大きさも様々なカエル。
またこの生き物が非常に苦手という方もよく耳にします。
子供が飼いたいと言われた時の為に参考情報としてご覧ください。笑
基本的には一番身近なアマガエルとしてお話しいたします。
飼育環境はケースの中に土や木や石などでもいいですし、ホームセンターでも揃います。
雨が好きなカエルですのである程度の湿度や水分
ヒーターによる温度管理をしてあげるのが推奨されています。
エサは基本的には生餌が望ましいです。
カエルは動いているものしかエサと認識しない傾向が強い生き物です。
あまりに小さいカエルの場合はインターネットで購入しなければ
小さい生餌が手に入らない場合があります。
慣れて人口エサを与える事もできますが、慣れるまでには非常に時間がかかります。
逆に簡単には死ににくいのと、カエルは省エネですので頻繁にはエサは必要ありません。
近年・アマガエルの皮膚の表面には細菌から身体を守るための毒が分泌されているとよく情報が出ています。
もちろん、その手で目をこすったり、傷口に触るなどは本当にやめておいた方がいいと思います。
が、しかし、ジャガイモの芽に毒があるのと似ていて、大半の人は大丈夫な場合が多いと筆者は考えます。
少しでも心配な親御さんは触るのを控えるか
あるいは触った後は綺麗に手を洗うよう教えてあげてください。
ザリガニ
筆者の小さい頃の身近な水生生物といえばザリガニでした。
アメリカザリガニの立派な体格と色合いは子供心に非常にカッコイイものでした。
自然にいるザリガニの入手難易度は、実は昔と比べて高くなっています。
居る所には居るといえばそれまでですが
昔ほど池や田んぼなどにいくらでも居た状況からは大きく変化しています。
なので自然のものが見つからなかった場合はホームセンター等で購入することになります。
飼育環境はそれほど凝ったものはいりません
水を使って飼育するので、その水中に隠れ家になるものを設置するだけです。
水替えが億劫な方は濾過装置をお付けください。
水草を入れると食べてしまったり、根っこを傷つけて痛む可能性があります。
エサは市販のザリガニのエサ、または煮干しなどの魚等、雑食性です。
注意点はカマキリと同じく、非常に大きなハサミを持っていますので
挟まれると非常に痛いですのでご注意ください。
まとめ
バッタ・カマキリ・コオロギ・カエル・ザリガニとご紹介してきました。
少し飼育難易度は上がりますが、日ごろ身近に発見することのできる生き物ですので
ぜひ親子で飼育にチャレンジして、より深く知り、より親しめるようになって頂ければと思います。
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