
・子供部屋を作る事になったけどカーテンどうしよう?
・どんなカーテンがいいのだろう?
・どれぐらいの予算をみとけばいいのだろう?
子供ができたら、あるいは新築を買う段階で
子供部屋のカーテンは考える事になりますよね?
しかし、実はカーテンは身近な存在でありながら
詳しく知っている方は少ないのが現状です。
結局よくわからないままとりあえずお店に行ったら最後。
販売員に言われるがまま購入する事になります。

ズバリ!カーテン販売も10年以上している筆者が子供の部屋の適切なカーテン選びを教えたいと思います。
この記事を読めば
・あなたのお子様の現状にベストなカーテンを選べるようになります。
・無駄な出費をせずに適切な価格での購入ができます。
プロが教える子供部屋のカーテン・レースの選び方!目的別に解説!
何歳から子供部屋は必要なのか?
小学生になってから考える親御さんが多いようです。
低学年からと中高学年からとどちらも同じぐらいです。
子供が自分の部屋を持つことによるメリットは
その部屋が自由に使えるわけですから
自己管理能力を少しずつでも養えるようになります。
単純に自分の部屋ができたら嬉しいですよね^^
ただし、子供部屋を作ったからといって
子供が部屋にいる時間が長くなったり
一人で寝れるようになるかというとそうではありません。
実際は夕食後はリビングに居るという小学生は9割に上り
居心地の良いと感じる場所がリビングという回答は7~8割に上ります。
ですので無理に子供部屋を急ぐ必要はありませんが
自分で自分の部屋を持てる事は
悪い事ではありませんので
それぞれのご家庭の生活状況に応じて
子供部屋を検討されてみてはいかがでしょうか。
子供部屋にカーテンをするメリット
メリット1・カーテンレールは備え付けの場合が多い
賃貸でも一軒家でもカーテンレールは
すでに取り付けられている場合が多いです。
もちろん注文住宅では自分で決めなければなりませんし
建て売りや賃貸でも付いてない場合もありますが
窓のインテリアでは一番定番なのがカーテンですので
カーテンレールはついている場合が多いと思います。
メリット2・安く抑えられる
メリット1のカーテンレールが備え付けられていると
あとはカーテンとレースを吊るだけです。
窓に取り付ける商品で安さだけを追求すると
既製品カーテンが一番安くつくと思います。
メリット3・種類が豊富にある
やはり日本の窓のインテリアの中でも
歴史が長く、使用される率も高いカーテンは
たくさんのデザインの中から選べます。
メリット4・機能付カーテン・レースが豊富
壁紙と同じく、カーテンも一般的に広く使われるので
ただのカーテンではなく
消臭、抗菌、耐光、遮光、遮熱、など
沢山の機能がついたカーテンから選べます。
子供部屋にカーテンをする注意点
子供への影響を考える場合
・アレルギー体質である
・太陽の日差しが強すぎる
・結露で窓にカビが発生してしまう
こういった事が気になる方は
抗菌、花粉キャッチ、UVカット、遮熱、防カビなど
機能付きカーテンやレースを選ばれる方がよいでしょう。
あまりに安物カーテンやレースをした場合
ホコリがつきやすかったり
ほとんど遮熱効果もない薄い生地になる事があります。
既製品よりオーダーカーテンの方が
圧倒的に機能付きカーテン・レースのラインナップは充実しています。
もちろん量販店より専門店の方が
たくさんの機能の付いた商品から選べます。
プライバシー保護を考える場合
大人がカーテンやレースを選ぶ際も
気をつけたい事ですが
お値段に関係なく
見た目や触り心地などを気に入って
決めてしまったカーテンやレースが
吊ってみたら「透け透け」だったという場合があります。
もちろんそのカーテンやレースには
その生地の特徴があって
透ける事は仕方なかったりするのですが
意外と高級レースなどは
エレガントに魅せるレースが多いので
透けるものが多かったりもします。
また安物すぎても
外から丸見えという物もありますので
ご注意ください。

中が見えるのが絶対に嫌な方は遮像レースやミラーレースを選ぶようにしましょう!ドレープ(厚地)は遮光カーテンにすると、朝太陽が昇ってもお部屋が真っ暗になるのでその辺は子供にとって良いかどうかはお考えください。
子供自身に選んでもらう時の注意点
どんなデザイン、機能でも
いくらお値段が高くなってもかまわないという方は
全てお子様に選んでもらうのでもいいと思います。
子供に自ら決めてもらうという経験は筆者も賛成です。
しかし
突拍子もないものを選んだり
高額の割に長く使用できないデザインの場合
少しもったいないので
その辺りはご両親の判断で考えてみてください。
お値段で選ぶ場合

・なるべく安くしたぃ~
お値段を一番安くしたい場合は
量販店の既製品を購入するか
専門店に置いている既製品を買う
このどちらかでしょう。
サイズが合わない時に
きっちりサイズを合わせたい場合は
オーダーで作らないといけませんので
お値段は高くなります。
ただし
オーダーカーテンを作る場合は
量販店よりカーテン専門店で交渉する方が
品質と定価からの値引き率は良くなる場合があります。
量販店は客によって値引きを上げ下げしたりできないのと
高品質のものは専門店のカタログでは沢山の種類の中から選べます。

長持ちを考えたり、高品質なカーテンをお求めの場合は専門店に行きましょう。
オーダーカーテンを安くするには
安さを求めて量販店に行き
オーダーカーテンをご注文される時
可能な限り出費を抑えたい場合は
「1.5倍ヒダで形態安定加工はいりません」
と言いましょう。
もちろん量販店の担当スタッフは
「オーダーでされるなら2倍ヒダで形態安定がいいですよ!」
と言うかもしれませんが
量販店のオーダーカーテンに中途半端にお金をかけるぐらいなら
カーテン専門店でカタログを見てオーダーした方が
高品質な商品が沢山あります。

ニトリに行く時点で高額商品や高品質を特に求めていない可能性が高く、オーダーするのはサイズが合わずにどうしても仕方ない、でもお金はかけたくないという需要が増えているのだと思います。
子供の年齢別カーテンの選び方
未就学児のお部屋
まだお子さんは何もわからない年齢ですので
親御さんの好きなデザインで決めてしまいましょう。
ただし、掃き出し窓がある場合は
カーテンやレースは必ずいじくりまわされるので
あまり高品質や弱いカーテン・レースは控えましょう。
小学生低学年
あえて好きなカーテンを選ばせて
小学校の6年間は使ってもらうというのもいいと思います。
しかし、やはりまだ小さいですので
カーテンやレースに隠れたり
遊んでしまうので
高額商品や繊細な商品は控えるのがいいでしょう。
小学校高学年
そろそろ好きなデザインをしっかり選べる年齢です。
しかし、この時期に自分の部屋のカーテンを選ばせる場合
少し注意が必要です。
中学生になれば思春期を迎え
小学生までとガラッと考え方が
変わってしまう可能性があります。
カーテンの寿命は長いので
万が一小学生高学年で選んだカーテンが
少し幼稚なデザインだった場合は
中学生になった時に恥ずかしいなど
本人が嫌になる可能性もあります。
少しその辺りは自分の子供の性格など
ご両親の判断で考えてみてください。
中学生・高校生
中学や高校に入ってからカーテンを購入する場合は
もう本人に決めてもらうのが一番良いでしょう。
何でも良いと言った場合は
長く使えるシンプルなものを選ぶと良いでしょう。
まとめ
筆者がお客様によくお伝えするのは
やはり壁紙でもそうですが
子供部屋だからといって
子供っぽいものにしてしまうと
意外とあっという間に大きくなって
まだまだ使えたりするのに
本人が嫌がることになるかもしれませんと言います。
かといってシンプルすぎるのも
子供部屋としては味気ない事にもなるので
子供の意見と親の意見をすり合わせて
そして機能面では子供にとって良いものを考えて
子供部屋のカーテンやレースは決めるのが良いと思います。
これから子供部屋にカーテンを考えている方に
少しでもこの記事が参考になれば幸いです。
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