さぁ離乳食開始から1ヵ月・2ヵ月と経ちまして
3ヵ月目からは離乳食中期ということになります。
月齢では生後7ヵ月あたりからですね。
「中期はいったいどんな離乳食生活なの?」
「量はどれだけ?」「何作ったらいいの?」
「作るのが大変でストックしたい!」
そう思っておられる方も多いと思います。
赤ちゃんは食べる事に徐々に慣れてきて
ご飯の時間が待ち遠しいのではないでしょうか^^
ここで初期のおさらいをしておきましょう。
< 離乳食開始 >
1日目~3日目 10倍粥 小さじ1
3日目~5日目 10倍粥 小さじ2
5日目~7日目 10倍粥 小さじ3
2週目 10倍粥 小さじ3~5 野菜 小さじ1~3
3週目 10倍粥 小さじ5~6 野菜 小さじ3+α タンパク質小さじ1~3
4週目 赤ちゃんの様子を見てそれぞれ増量していきましょう
また少しづつ食感がわかるようペーストから徐々に粒も混ぜていきましょう。
< 2ヵ月目 >
5~8週目 2ヵ月目はお子様の成長にあわせて量や回数を判断してください。
※離乳食開始2ヵ月目から、食事の回数を朝夕2回に増やす、10倍粥を7倍粥にする、だし汁を使うなど
ご家庭によっては様々です。ただし初期はあくまでご飯を食べる事が目的ではなく食事の練習だという事を
頭に置いておいてくださいね。
離乳食中期のレシピと量の目安
一応、パパロダではこの中期から離乳食1日2回を開始する事としてご紹介いたします。
中期の目的は?
離乳食中期にあたる生後7ヵ月~8ヵ月はモグモグ期と呼ばれます。
筆者の一人目は7ヵ月で前歯が出てきましたが、同じく前歯はこの時期からはえるようです。
ただしまだ前歯は使用することはありませんので
「口に入れたご飯を舌でつぶして飲み込む」という作業の練習する時期になります。
また離乳食全体の目的に
「安心と安らぎ」の中で「食べる意欲」の基礎づくり
という目的がありますので、食事をする時の環境や空間も大切にしてください。
その他、「お腹がすくという感覚」や
「食事をするリズムを作る」ことも目的の一つとなります。
離乳食中期の量の目安
生後7ヵ月目(離乳食開始3ヵ月目)の1回の食事
炭水化物 大さじ3 (50g)
野菜 大さじ1~2 (20~30g)
タンパク質 大さじ1~2 (20~30g)
※2回目の食事を開始した直後は1回目より2回目の量は少なめにしてください。
生後8ヵ月目(離乳食開始4ヵ月目)の1回の食事
炭水化物 大さじ3~5 (50~80g)
野菜 大さじ2~3 (20~50g)
タンパク質 大さじ2~3 (20~50g)
離乳食中期のレシピ
< 炭水化物 >
< 野菜類 >
< タンパク質 >
※鮭やタラは身に油が多いのであまり早い時期にたべさせないでください。できれば後期が安心。
※卵はアレルギーの可能性があるのは卵白の方なので中期から開始される場合はお気を付けください
< 果物 >
※りんごや桃はアレルギー表示品目に該当しますので、開始の時は少量からにしてください
基本的にはまだこれらの食材を茹でて、各種あわせて食べさせてあげるのでいいのですが
上記の食材を組み合わせ、だし汁を使ったり、片栗粉や小麦粉を使ったりも含めれば
レシピも無限大に広がります。
野菜入りおじや 卵がゆ 蒸しパン フレンチトースト あんかけうどん 茶碗蒸し
トマト煮込み シチュー 茶碗蒸し そぼろと卵の親子丼 ツナポテト マッシュポテト
かぼちゃスープ コーンスープ しらすの野菜あんかけ 鶏そぼろあんかけ
なすの煮びたし風 豆腐の卵とじ 各種食材でのおやき オムレツ 豆腐ハンバーグ
豆腐のつみれ いちご・バナナヨーグルト などなど
挙げればキリがありませんが、筆者の家ではおやきはバリエーション豊富にできるのと
あんかけにすれば食材を変えるだけで割と様になるのでよく使用していました^^
うどんなんかは教えてもないのに勝手に器用にすすれた時はだいぶ感動しますよ(歓喜)
冷凍保存!離乳食をストックしよう!
これは離乳食が進めば進むほど、冷凍保存でストックしておかなければ
やってられないほど毎回作るのは大変です!(やってられない言うな。笑)
ましてや、「パパ!赤ちゃん1日お願いね!」って言われた時
そこのパパ!離乳食作れますか!?
作れます!ってパパはすばらしいのでブラウザバックしてください(笑)
たとえ作れたとしても、いちいち作っていたら本当に大変です。
冷凍保存の離乳食ストックがあれば
耐熱容器に入れてレンジでチンすればあっという間にできあがりです!^^
まぁ時間に余裕があれば料理好きだったら離乳食作るのも
割と楽しいんですけどね(どっちやねん)
< パパロダ的冷凍保存・離乳食ストック >
使用するものは離乳食保存容器・ジップロック(密閉袋)のみです。
保存容器はサイズが初期向け15ml・25ml、中期向け50mlなどありますのでお好みで。
初期だろうが中期だろうがお粥は常備!なんせ基本毎回使うので。
初期は、10倍粥や茹でてペーストしたお野菜を単品で入れてストックします。
もちろん初期後半は食材を混ぜたメニューなどもじゃんじゃんストックしてください。
中期は、50mlに5~7倍粥を量産してました。
50ml容器は6ブロックしか作れないので、あっという間に無くなってしまうので
2個容器を買って回すぐらいが丁度良いと思います。
中期になるとメニューが豊富になってくるので
「完成品を冷凍保存」するパターン
と
「汎用性の高い食材を様々な料理にすぐ使用できるよう冷凍保存」するパターン
この2つを使い分けてください。
例えば筆者のうちでやっていたのは
にんじん、じゃがいも、たまねぎ(基本野菜はなんでもいい)
を茹でてブロック状や小さくカットし、保存容器に保存して
そぼろとあんかけ風に使用してもいいし、ごはんと混ぜて黄身で巻いてオムライス風
もちろんスープに入れてもいい。
このように食材として保存して様々な料理に使用する感じです。
もちろん完成品を冷凍保存しておく方が、すぐ食べれるので良いのですが
実は2~3品も完成品を作ればその料理で
保存容器のほとんどがすぐいっぱいになるんです(笑)
保存容器を何個でも買えばいいやん!っと思うかもしれませんが
おかず以外にもご飯の保存容器もあるので
ファミリー向けの家庭用冷蔵庫でも結構場所を取ります^^;
ただでさえ子育て世帯の冷蔵庫はパンパンなんですから!!(笑)
ここで登場するのがジップロック(密閉型の食糧保存袋)
離乳食が冷凍で固まったら、今度はジップロックにじゃんじゃん入れて保存容器を空けるのです。
また筆者がよくやっていたのは「おやき」や「お好み焼き風(小麦粉焼)」は
作ろうと思えば一度にたくさん作れますので、完成してから冷めるのを待って
ジップロックなどに入れて冷凍保存すれば大量ストックできます^^
まとめ
中期になってくると、決まったやり方などは目安でしかなく、それぞれのご家庭のやり方になっているので
あくまでも参考に、またこれから迎える方はなんとなくイメージを掴んでいただけたらと思います。
ただし、新しい食材を食べさせる時は、必ず1種類づつ、そして少量からスタートするなど
基本的な事は、離乳食が完了するまで変わりませんので、赤ちゃんの身体を第一に
成長を楽しみながら離乳食生活を送ってください^^
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